葉っぱを見上げて空をあおいで

花よりも 葉っぱに魅かれて空を見る

目が合ってお隣からこんにちは!みたいな花

なんと愛らしい。 鮮やかな黄色がポンポンと明るく光って目の前に現れた。 「こんにちは」と陽気に挨拶してくれるから、こっちも思わずニコッと笑顔。 まるで、小さい頃から知っているお隣のかわいらしいお嬢さんのよう。 ミニバラのようでもあるし、つるバ…

もはや区別できません春のスター 梅・桃・木瓜

奇跡だと思う。 私の名前は、「美梅」美しい梅と書いて「みうめ」。 親友の「桃香」はその名の通り桃の香りと書いて「ももか」。 「梅と桃、ここに桜が来ればもう最強じゃない?」桃香がそういってケラケラ笑っていたら、突然、目の前に「桜」が現れた…

すっくすっくと空を目指している君は誰?コブシ・モクレン

三月のある日、とても陽気のいい日に君が空に伸びているのを見たよ。 これでもか、これでもかと上を目指していたね。美しかった。 すっくと高貴に空を目指していて。 つぼみの君たちは白い騎士だね。 まるで守るものがあるみたいに何かに立ち向かってる。 そ…

枯れ枝に突然あらわれる綿雪のようなミツマタ

冬の終わりに梅林を散策していたら、見たことのないたくさんの白いツボミを発見。 葉っぱもない枝にふわふわとぼたん雪のようにくっ付いている。まるで、老いた母親の細い腕にしがみついている赤ん坊のよう。 白いフリルの帽子をかぶってうつむいている。 フ…